美容師さん直伝!バンスクリップが滑り落ちてしまう時の対策方法

バンスクリップが滑り落ちてしまう理由とは?
お気に入りのヘアクリップなのに、時間が経つといつの間にか落ちている…
しっかり留めたはずなのに、すぐズレてしまう…。
実はそれ、「使い方が間違っている」わけではなく、「髪質や使う場所」が原因かもしれません。

私も髪質のせいで、バンスクリップをつけると、スルスル落ちてきちゃうことがあります。
たとえばこんなこと、心当たりありませんか?
- 髪が細くてすべりやすい
- 毛量が少ない or レイヤーが入っていて段差がある
- クリップの留める位置が浅い・毛束が足りない
バンスクリップは「噛ませる位置」が少しズレちゃうだけでも、安定感がガクンと落ちてしまうんです。
美容師さんが教える、落ちない留め方のコツ
バンスクリップが落ちてしまう原因がわかったけれど、「じゃあどうすればいいの?」ですよね〜
お気に入りを落としたら泣きたくなってくるので、ここはしっかり対策をしたいところ。
美容師さんから聞いた「滑りにくく、しっかり留めるコツ」をご紹介します。



手持ちのバンスクリップも「ちょっとした使い方のコツ」でしっかり安定させるにゃ
代表的なものといえば、
- ヘアスプレーやワックスなどを髪につけてから止める
- ピンやゴムで挟んでとめる
といった方法があります。
あらかじめヘアセットする時には、この方法は有効ですよね。
ただ、外出先だったり、食事をする時やお風呂上がりの時など「今だけささっと止めたい」といったときには、無理なことも。
欲を言うと、、「バンスクリップだけをさっと出して、ささっとまとめ髪を作りたい!」ですよね。
滑り止めアイデアいろいろ(テープ・ゴムなど)
バンスクリップに「ポリウレタンゴム」をプラス
100円ショップやホームセンターなどで入手可能で、「PUゴム」「PUバンド」「からまないゴム」といった名前で販売されています。
バンスクリップにポリウレタンゴムを巻いてあげると、ゆるんだり、すべったりしにくいバンスクリップに変身します。
■ 用意するもの
ボリウレタンゴム4~6本
クリップのくしの数や固定具合によってゴムの本数は調整してください。
やり方は簡単
バンスクリップにプリウレタンゴムを巻いていくだけ!


一番外のくしの部分にゴムを巻くと見えてしまうことがあるので、内側のくし部分にゴムを巻いてください。
写真ではわかりやすく色付きゴムを使用していますが、黒や茶色などのクリップや髪色に合わせた目立たない色のゴムを使ってくださいね。
バンスクリップの内側にすべり止めシートを貼り付ける
こちらも簡単!バンスクリップの内側に、カットした滑り止めシートを両面テープで貼り付けるだけ。
クリップから、すべり止めシートがはみ出さないようにカットしてください。


片側だけでなく、両側面に貼ってください。
ヘアアクセ専用のすべり止めシートを発見しました!
クリップが大きくて緩い時は、厚みがある波ゴムがおすすめです。
髪質や長さ別!滑りやすい人に多いケースとは?
「なんで私の髪だけすぐ落ちちゃうの?」と落ち込んでいるあなた!
実は「髪質やヘアスタイルによって、クリップの留まりやすさは大きく変わる」んですって!



美容師さんが教えてくれたにゃ
たとえばこんなタイプの方は、特に滑りやすい傾向があります。
- 髪が細くて、ツルツルすべりやすい
- 毛量が少なめで、クリップにしっかり挟ませづらい
- レイヤーや段カットで髪に“段差”がある
- 髪が短めで、まとめにくい
こうした髪質やスタイルの場合「クリップの選び方や留め方をちょっと工夫するだけで安定感がグッと上がる」ことも。
もし「いつもズレてくる・・・」と悩んでいるなら、髪のタイプに合った方法を試してみてくださいね。
バネが外れた!?ヘアクリップの直し方
お気に入りのヘアクリップ、ポロッとバネが外れてしまって焦ったことはありませんか?
実は、ちょっとした道具があれば、自宅でも簡単に直せることがあるんです。
ヘアクリップのバネ部分は、小さな棒状の金具(バネピン)で支えられていて、
そのピンがずれてしまったり、片方が浮いてしまったりすることが原因なんです。





両端の金属ピンが、それぞれの溝にしっかり収まっていると、このように安定してるにゃ
ピンが外れてしまっている場合は、まず溝の位置を確認してゆっくり差し直していくのがポイントです。
以下のような手順で、直せることもあります。
- ピンセットで金具の位置を確認
- もし外れているなら、溝の部分に差し直す
- ゆっくり力を加えて、左右のバランスを整える
クリップによっては構造が違うこともありますが、「バネが外れた=もう使えない」というわけではないかも。
特に「でかクリップ」と言われている大きなバンスクリップや、しっかりしたバンスクリップなどは、直して使える場合が多いので、 焦らず落ち着いてチェックしてみてくださいね。
「ヘアクリップの直し方」で検索してもピンと来ないときは、
「バネ 修理」「バネピン 差し直し」などで調べてみると、ヒントが見つかることもありますよ。
外出中でも安心!崩れにくくするためのひと工夫
朝はしっかり留めたつもりでも、外に出ると風や動きで崩れてしまうこと、ありませんか?
特にバンスクリップやヘアクリップは、一度ズレ始めると、だんだん不安定になって滑って落ちてきちゃうんですよね。
そんな時は、ちょっとしたひと工夫で崩れにくくしちゃいましょう。
- まとめる位置を後ろではなく、少し高め or 下めにずらす(動きに強くなります)
- 髪を軽くねじってから留める(摩擦が増えて安定)
- 髪が細い・柔らかい人は、内側に透明のゴムを1本仕込むのもおすすめ
- 滑り止めテープを事前に貼っておくと、1日安心感アップ
また、「留め方が決まらない日」は、シンプルな一つ結びにヘアゴム+飾りクリップだけでもOK!
外出先で気にせず過ごせることが、いちばんの時短&安心なのかな?って思います。
がんばりすぎず、心地よい方法を見つけてみつけていきましょう!