ヘアゴムで結くと頭痛が起こる?ポニーテール頭痛の原因と解消法
ポニーテールやハーフアップ、一つ結きにお団子など、髪を結いていると頭が痛くなってくることってありませんか?
これは「ポニーテール頭痛」と呼ばれていて、ひどくなると頭痛だけじゃなく、肩や腕、背中まで痛みが広がってしまうことも!
オシャレのため、暑いから、伸ばしかけで邪魔だから、仕事上の都合など、髪を結ぶ理由はいろいろですが、頭痛はつらいので避けたいところです。
ポニーテール頭痛ってなに?原因は
ポニーテール頭痛とは、ポニーテールやお団子ヘアなど、頭の上の方で髪をぎゅっと結いた時に起こる頭痛のことを言います。
頭の上の方で髪を束ねてぎゅっとしっかり結くと頭皮がその結いた箇所に引っ張られてしまうため、筋肉が無理に固まり血流が悪くなるのが原因と言われています。
また、頭皮の神経も圧迫されてしまうため、それを「痛み」と感じ頭痛になります。
ロングヘアで髪の量が多い方は低めに結いても、髪を下ろしているだけでもポーニーテール頭痛になる人もいるそうなんです!
髪の結く位置でポニーテール頭痛を起こしにくく
緩めのゴムを使用して定期的に結び方を変えると、結き直すときに頭皮を休憩させることができるのがおすすめ。
でも、こまめに結き直しができないこともあるかと思います。
そんなときは、ヘアアレンジで髪の結く位置をひと工夫してください。
アレンジその1:ポニーテールの位置を下げる
ポニーテールの位置が上であるほど頭皮に負担がかかってしまうので、下の位置でポニーテールを作ります。
アレンジその2:くるりんぱ
簡単なのに凝ったアレンジに見えるくるりんぱ。
頭の低い位置で結くことが多いくるりんぱは、頭皮にかかる負担が少なくなり、血流が悪くなることも少なくなります。また、一度結んだ髪の毛が、くるりんぱをする過程でゆるくなる為、自然ときつすぎない結び方になります。
アレンジその3:ヘアクリップ
大きめのヘアクリップなら、ハーフアップ、ポニーテール、お団子などのまとめ髪が簡単にできます。
できるだけ髪の毛をキャッチする部分が広く、挟み込む部分が深めものを選ぶと変に髪が引っ張られないです。
誰にでも扱いやすいという点でも心強いヘアクリップは心強いアイテムです。
バンスクリップならざっくり挟んでも髪が落ちてきにくいです。
ポニーテール頭痛の改善策
その1:冷え対策をする
髪の毛を高い位置で結ぶと首回りが「冷え」を引き起こしやすくなります。
その冷えが、肩こりや首のこりを引き起こしやすくすることによって、頭痛につながることも。
冬ならばマフラーやスヌード、夏なら薄手のスカーフなどで首回りの冷え対策をすると良いかもしれません。
また、首から肩、肩甲骨を回したり、ストレッチをしたりと、血流をよくしてあげることも大切です。
可能ならば、ホットタオルやあずきカイロなどで首から肩にかけてじわっと温めてあげるとより効果的です。
その2:マッサージをする
もしかしてポニーテール頭痛?と、頭痛の気配を察知したら、髪を一度ほどいて、頭部をマッサージをしてあげてください。
マッサージの方法は簡単。シャンプーをするように頭部を揉むだけ。血流が促進され頭痛が改善される可能性があります。
頭部をマッサージする際に、さらに、首から肩にかけてもみほぐしてあげると更に効果的です。
その3:薬を飲む
仕事中だから、温めてあげる時間もマッサージをする時間も取れない!
そんなときは、無理せず頭痛薬を飲むことも大切です。
外出先などでは、一度結いてしまうと、跡がつくし、その後のアレンジをどうしたらいいかわからなくなるし、
髪の毛を下ろすことが難し時もあるかもしれません。
でも、頭痛は放っておくと、吐き気やめまいなどどんどん悪化してきます。
ポニーテール頭痛になったときには、
まずは結いた髪をほどいてマッサージ。
急いでいる時などは、結き直すだけでも、だいぶ楽になれるので試してみてくださいね。