ぷっくり盛りたい時に使っているのは「クラフトアレンジ」のレジン液です。
UVレジンは色々なメーカーからたくさんの種類が販売されていますが、紫外線で固まるということ以外、実は、特徴がそれぞれ異なるんです。
レジン液ごとに異なるポイントと、ぷっくり盛りたい時に使っている「クラフトアレンジ」のレジン液の使った感想をご紹介します。
UVレジン液ごとに異なる主なポイント
まずは、UVレジン液の異なるポイントを簡単にご紹介。
制作したいものによって使い分けると、使いやすいし、仕上がりもグッとキレイになりますよ。
太陽光でもUVランプでも紫外線をしっかり当てて硬化するか。
実はメーカーによっては、しっかり当てても硬化せずに、型から外したときに中がベトベト・・っていうことがあるんです。
私も過去に試したレジン液がそんな感じで、長時間UVランプを当てても中はドロンドロンでした。
違うメーカーのUVレジン液を混ぜて使うと硬化不良を起こしやすいので、気をつけてくださいね。
UVランプを使ったときの硬化速度
UVランプを使ってUVレジン液が固まる早さが早いか遅いかが異なります。
早く固まる方が、制作もサクサク進むのである程度は早い方が良いかもしれません。
ただ、早いものだと、反応熱をたくさん出すので、取り出した時にパーツが熱い!なんてこともあるので気をつけてくださいね。
仕上がりの時の固まり方
硬化後のレジンの硬さ、実は使用したレジン液によって異なるんです。
パッケージに「ハード」「ソフトタイプ」など明記されているませんか?
その名の通り「ハード」はパキッとしっかり固まり、「ソフトタイプ」は薄めのパーツならハサミで切れるくらい柔らかいものも。
好みや作るものによって使い分けるのが良いですよね。
UVレジン液の粘度
ぷっくりと盛りたい時には、「粘性の高いもの」
出した時に、ドロッとした感じです。
細かいデザインの型を使う時には「粘性の低いもの」がおすすめ。
サラサラなので、型の隅々までUVレジン液がサラッと行き渡ってくれます。
私は、ぷっくりと盛りたいことが多いので、いつも粘性の高いものを使っています。
UVレジン液の臭い
あまり臭いのしないものや、すごく薬品の臭いがきついものなど様々。たまに甘い薬剤の匂いがするものも。
長時間使用していると、頭痛などの原因にもなるので、作業するときはしっかり換気してくださいね。
UVレジン液の黄変のしやすさ
どこのレジン液のメーカーさんも大抵「レジンは黄色くなるもの」とアナウンスしているかと思いますが、この黄変がUVレジン液によって全然違うんです。
1年後、3年後と時間が経たないと黄色みがわからないものや、硬化してすぐに「なんとなく黄色い?」というUVレジン液もあります。
ぷっくり盛りたいなら高粘度のUVレジン液「クラフトアレンジ」
おすすめの高粘度UVレジン液
私がモールドを使わずに作っているイヤリングのようにぷっくり盛りたい時に使っているのはこちらの「クラフトアレンジ」のレジン液です。
とにかく粘度が高く、表面張力を使ってぷっくりと盛ることができます。
使ってみた感想
良い点
硬化後に黄色みがかかるレジン液もありますが、こちらはクリア。透明度がダントツ!です。
あとは、高粘度の割に気泡は少なく、においはあまりキツくないと思います。
ちょっと残念な点
ぷっくり盛っているので、パッケージに記載されている硬化時間よりもさらに時間をかけているのですが、若干のベタつきが残る気がします。
最後にコート剤などでコーティングをすると若干のベタつきはサッと消えますし、さらに透明度がアップするので、制作には問題はないのですが、油断してついうっかり触って指紋がついちゃうこともありました。
色々なメーカーから発売されているUVレジン液。
ぷっくり盛りたい時はぜひ高粘度のUVレジン液を使ってみてくださいね。
私個人の感想ですが、高粘度のUVレジン液を探している方の参考になれば嬉しいです。
サラサラでもなく、高粘土ではないレジン液を探してる方におすすめのレジン液はこちら。