グログランリボンの「グログラン」って何?
資材の片付けをしていてふと思ったのですが、リボンって、色々な種類や呼び名があるんですよね。
まだアクセサリー作りを始めた頃は、名称がわからなくて、手芸屋さんに教えてもらったりもしてました。
リボンは、アクセサリーや洋服、雑貨などの資材として使われていたり、お花のアレンジや花束、それから、ギフトのラッピングなど幅広く使われてますが、リボンといってもサテンやオーガンジー、グログランにヘリンボーンといろんな種類や呼び名があります。
私もまだまだ知らない種類のリボンもありますが、samariaでヘアアクセサリーを作るのによく使っている「グログランリボン」を紹介してみようと思います。
グログランリボンの「グログラン」って何?
「グログランリボンは」「うね」があるのが特徴のリボンで、横の糸に太糸を、たての糸に細糸を使い、硬く仕上げた平織りのリボンのことです。
グログランリボン の「グログラン」とは、「大きな」という意味のGROSS(グロ)、「粒・木目」という意味のGRAIN(グラン)から、厚手でしっかりとした仕上がりのリボンなので「グログランリボン」と呼ばれるようになったと言われています(*諸説あります)
グログランリボンの主な素材と特長
色々な素材が使われていますが、主にこ以下の3種類が主流かと思います。
<ポリエステル・グログランリボン>
ポリエステル素材でつるつるとした手触りや光沢感があります。
ハリ感もあり、さらっとした手触りです。
<レーヨン・グログランリボン>
比較的、薄手で柔らかく、発色が鮮やかです。
<綿グログランリボン>
光沢を抑えた比較的柔らかいリボン。さらっとした手触りが特徴です。
グログランリボンの中には、リボンの両端が細かい山型になっているものがあります。
「ペタシャム」と呼ばれていて、細かいフリルのようになっていて可愛らしいリボンもあるんですよ。
グログランリボンはこんなところに使われています。
samariaではヘアアクセサリーに使用しているグログランリボンですが、ワンピースの飾りやTシャツの襟部分に使われていることもあります。
他にも、、帽子やバックなどの小物類、ラッピングや紙袋の持ち手にもグログランリボン は使用されています。
ラッピングでも、ただ包むだけよりも、リボンをつけてあげるとグッと可愛くなりますよね。
グログランリボンは無地やストライプなどの模様の入ったもの、ステッチが施されているものなど色々な種類があります。
手芸屋さんや雑貨屋さん、100円ショップなどで入手可能なので、用途によって、色や柄などお好みのグログランリボンを探してみるのも楽しいですよ。